胃腸改善の方法 食事改善

【油物や脂物で胃もたれする人へ】食べ方の工夫次第で対処できる

揚げ物やお肉が大好き!

世の中の大半の人はそう思っているのではないでしょうか。

だって普通に美味しいですよね?

子供の頃に好きな物を食べていいと言われたら、真っ先に揚げ物やお肉をオーダーする人が多いはずです。

「ほな毎日食べればええやん」という話ですが、胃が強くない人が毎日食べると胃もたれがずっと続いて地獄を見ます。

大げさですが、むしろ一回の揚げ物やお肉が命取りのなりかねません。

このように揚げ物やお肉を食べると胃もたれや吐き気を起こす人に向けて、今回は「何の油(脂)が身体に合っていないのかを知ることで、少しでも揚げ物やお肉を満足に食べられる方法」をご紹介していきます。



 

油物の本当の意味は?

 

皆さんは普段から何気なく口にしている"油物"の本当の意味をご存じでしょうか?

これは読んで字のごとく、"油で揚げた食べ物(揚げ物)"のことです。

それでは”揚げ物”とは何でしょうか?

揚げ物(あげもの)あるいは揚げ料理(あげりょうり)とは、
高温の多量の油の中で食材を加熱調理した料理、またその調理技法をいう。

Wikipediaより

このように、食材を油で揚げたものを指します。

油物を食べ過ぎると胃もたれを起こすのは当たり前でしょうが、お肉を食べても胃もたれを起こす人は多いのではないでしょうか?

なぜなら牛や鶏、豚のようなお肉にはもれなく"脂"が付いているからです。

タイトルで使われている"脂物"は私が創った造語ですが、今回はこの"脂"が付いている肉そのものやその肉料理のこと全般を"脂物"として扱っていきます。

ちなみに食用の油脂の分類は以下のようなものになっております。

全国栄養士養成施設協会より

皆さんが普段口にしている揚げ物は大体は"植物油"で、牛や豚のお肉やバターなんかは"動物脂"が使われてますね。

そしてパンによく使われているマーガリンやショートニングなんかは"油脂"で分類されております。

こうしてみると"油脂"というのは、私たちの食生活から切っても切り離せないものだということが分かります。

よって、今回は”油物”と"脂物"の両方から見ていきたいと思います。

 

どんな料理がある?

はたして”油物”と"脂物"はどのような料理のことを指すのでしょうか?

皆さんが普段から馴染みがあって、食べたりしているであろう料理を挙げていきます。

 

油物のメニュー

■唐揚げ

3大食肉の中でも鶏は比較的アッサリしていますが、唐揚げとなってくると結構な油っぽさを感じられずにはいられません。

でもご飯にもお酒にも合うので食べたいですよね!

■カツ

 

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いわゆる"豚カツ"や"牛カツ"が主ですが、串カツなんかでは野菜も揚げて出てきます。

野菜でも胃もたれするといった人はとてもじゃないですが肉のカツは厳しいでしょう。。

唐揚げと比較してもパン粉を付けて揚げている分、油っぽさも群を抜いて強烈です。

 

■天ぷら

 

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これは野菜が中心なので上の二つより比較的ヘルシーに感じるでしょうが、結構胃もたれを起こしやすいです。

唐揚げが直接片栗粉のみで揚げるのに対して、天ぷらは水と卵をくぐらせてから片栗粉を付けて揚げるので油に吸収率が高いのかもしれませんね。

かき揚げも似たようなレベルと思われます。

 

脂物のメニュー

■ラーメン

これは老若男女問わずどの世代でも愛されるB級グルメですよね。

子供のときは気にせず食べていたラーメンも、歳を重ねる内に胃もたれしやすくなってくる人は多いでしょう。

やはりスープに使っている"脂"やチャーシューが入っていることが原因だと思われます。

 

■カレー

 

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カレーも皆大好き国民食ですね。

こちらは刺激物の分類に入るのでしょうが、原材料に牛脂やラードがたっぷり使われており、これが胃もたれを助長しているのが原因と思われます。

具材にも肉を使っていることが多いので、私の中でも胃もたれランキングのトップクラスのメニューです。

 

■焼き肉

 

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焼き肉は肉をそのままの焼くので、完全に"脂物"です。

食べ過ぎたら胃もたれしやすいですが、これはとにかく肉ばかり食べるのが原因でしょう。

霜降りなんかはとても美味しいですが、脂が多すぎて量がまったく食べられないですよね。

焼き肉は、とにかく"脂"を取り過ぎてしまいます。。

 

どのタイプに当てはまっているか?

 

もちろん油物や脂物はどちらも消化に時間がかかるため胃もたれを起こしやすいのですが、人によってはどちらか一方の方がより身体に合わない場合もあります。

そして、なぜそれが胃もたれを起こしているのかを見ていきましょう。

 

油物の方が合わない

外食で揚げ物一人前を食べてみて数時間後に胃もたれを起こす場合は、油物に対して耐性がない身体になっていると思われます。

揚げ物は炒め物などに使われている油とは比較にならないくらい衣に吸収されているので、それを胃に取り込んだら消化スピードが極端に遅くなってしまうのです。

ただ、料理によっては衣の付き具合も違います。

例えば、唐揚げの場合は片栗粉のみで揚げているので多少は油の吸収量も少なめですが、牛カツや豚カツなんかはパン粉を付けているのでそれだけ表面積が大きく、油の吸収量も特に多いのです。

チキン南蛮を食べたことがある人も多いと思いますが、これは唐揚げをベースにしているのでカツ類に比べるとまだ胃もたれがマシだと感じた人も多いはず。

また、外食やスーパー等で売っている惣菜の油物を食べたりすると胃もたれしやすいのですが、これは古い油を使用していることにより油が酸化してしまっているのが原因でしょう。

 

脂物の方が合わない

これはすき焼きや豚の角煮なんかを食べてみると結構分かります。

なぜなら他の肉料理と違い煮込み系なので、余計な脂が落ちているからです。

それだけ脂を除いた状態で一人前を食べても胃もたれを起こすようであれば、脂物に対しての耐性がないと言えます。

またスイーツでも、バターが沢山使われているようなフィナンシェやフレンチトースト、パンケーキのようなものでも胃もたれするようであれば同じく耐性がないのでしょう。

油も脂も炭水化物や肉の赤身のように口や胃で分解されることはなく、十二指腸で長い時間をかけて分解されることになるので、胃が詰まった状態になり消化不良を起こしているのです。

胃が弱い人は特に脂肪を分解する力も弱いと言えるでしょう。

 

油物と脂物の両方が合わない人

上の2パターンでもどちらかが全く平気なんて人は、胃が強くなければあり得ないかと思います。

よってどちらかが特に合わないといった話になるのですが、こちらの場合は"油物"と"脂物"の両方が同じぐらい厳しいという人のパターンです。

私も”機能性ディスペプシア”という胃の機能障害を抱える病気になってからは、若干差はありますがこちらのパターンになりました。

参考記事
【機能性ディスペプシアとは?】日常生活の質が著しく下がる胃の難病です

機能性ディスペプシアという病気をご存じですか? 別名が機能性胃腸障害(英名:Functional Dyspepsia)とも呼ばれており、胃の ...

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だから、豚カツや牛カツなんかは強烈に胃をダメにしてくれて一日中苦しむハメになります。

"脂物"を"油物"に調理しているのですからね。。

ここまで来ると、私のように和食以外の食生活をするしかなくなってくるでしょう。



 

少しでも胃もたれを対処する方法は?

 

いくら原因が分かったからといっても、やっぱり一生食べられないなんて考えたくないですよね。

よって、胃が弱い人が少しでも満足して脂物や油物を食べられる方法をご紹介していきます。

 

毎日食べない

毎日これらの料理を食べていると、少量であってもどうしても胃が疲れやすくなります。

そうなると胃のダメージが蓄積されて、私のような大きな病気になって全く食べられなくなる可能性がありますので、数日おきに食べるようにすることが重要です。

「今日は揚げ物やお肉を食べたから明日は和食中心のご飯にしよう」といったように、胃を休ませながらの食生活にすることで、胃のダメージが軽減されると考えられます。

 

野菜をクッションに挟む

これらの食事を食べるときには必ず野菜を挟んでください。

野菜は油脂を吸収しますので、本当に緩衝材のような働きをしてくれます。

同じ量を食べたあとでも胃もたれの度合いが実感できるほど違いますよ。

家にはサラダにできるレタスやキャベツを常に用意しておき、外食では高くても必ずサラダを注文するようにしましょう。

 

魚を食べて油物や脂物の欲求を満たす

魚の油は健康に良いとされております。

ただ、"脂"の部分は消化が良くないと言われておりますが、個人的には肉と比較すると明らかに消化が良いと感じてます。

例えば、霜降りの牛肉とマグロの大トロを食べたときに前者は胃もたれを起こしましたが、後者でなった記憶は一度もありません。

だからこそ、肉が合わない人には魚の脂身が多いものを食べることで、食の欲求を満たすことができるかもしれません。

私の大好きな魚は「ぶりカマの塩焼き」で、脂がたくさん乗ってる割には胃もたれもしないのでオススメです。

 

唐揚げより竜田揚げを選ぶ

唐揚げと竜田揚げの違いってご存じでしょうか?

唐揚げは下味を付けているのに対して、竜田揚げは下味を付けずに揚げていると一般的には言われております。

ただ、竜田揚げにも醤油とみりんで下味を付けて揚げることも多いみたいです。

ですが、外食で食べてみると分かると思いますが、唐揚げは明らかにスパイスの味が強く味付けも濃く感じられます。

一方、竜田揚げは比較的優しい味付けになっていることが多いため、唐揚げよりも胃に対して負担は少ないと考えています。

揚げ物の時点で優しくはないですが、私の経験上、胃を刺激する要素が少ないためか胃もたれを起こすことが少ないように思えます。

 

外食であればとにかく残す

もし外食で油物や脂物を注文したときに、つい一人前を全部食べたくなりますよね?

ですが、そのそも私のような胃弱の人は一人前を食べるのが厳しい上にこのような胃に負担があるメニューの場合は必要以上に食べると高確率で後々胃もたれや吐き気を起こします。

だからこそ、敢えて食事を残して店を去るのです。

少しでも食べたい油物や脂物を食べられたのであれば、「これ以上はマズイ」と感じた時点で素直に残した方が後々の満足と後悔のバランスが上手く保てます。

残すことも勇気ですよ。

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家で作る回数を増やす

これはなぜかと言いますと、家で作った方が自分で調味料の分量や食事量を簡単に調整できるからです。

先ほど説明した唐揚げに関しても、家で優しい味付けにすれば良いですし、衣も少なめにすることだってできます。

また、家で揚げ物を作る場合は外のように古い油を使わないので、胃もたれを起こしにくいといったメリットがあります。

 

他にも、スイーツを家で作るのもオススメです。

私がお菓子作りの際によくやっているのは、本来の分量よりバターの量を限りなく減らすことです。

本やネットのレシピに載っている分量は、外で食べるスイーツと同じぐらいのものに設定してありますので、このままだと胃もたれするし量も食べられません。

だからこそ、分量を調整すれば外で食べるよりもアッサリして胃にも優しいスイーツを満足いくまで食べることができます。

 

最後に

油物や脂物をほとんど食べないで生きていくの非常にツラいはずです。

このようなカロリーの高くて身体にあまり良くない料理というのは、美味しくて中毒性があると相場は決まっていますし、周りにはジャンクフードやB級グルメなんかが星の数ほど溢れているからです。

私も病気になってから、これらのメニューがほとんど食べられなくなった時期が続いてツライ思いをしてきたので、少しでも満足に食べられるような工夫を今日まで見い出してきました。

今回ご紹介した方法が、同じように胃が弱くて苦しんでいる人たちの力になれば嬉しいです。

 

ではまたお会いしましょう!

 

  • この記事を書いた人

ワナビー松本

機能性ディスペプシアから始まりうつ病や様々な不安障害も経験した経験から現在は心理カウンセラーとして活動中。 このブログは日常生活に支障をきたす病を抱えている患者さんに向けて私の経験を基にQOLの向上方法や症状緩和の知恵を共有しております。 ★生活の質を上げるカウンセリング★ 心身症や心の病の方を対象とした完全オンライン形式のカウンセリングを新しくオープンしました。 詳細は以下のホームページをご覧ください。

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