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【病気で仕事を辞めることについて】待って!一度よく考えてみよう

「病気になって体力的や精神的に働くことが辛くなってきたから今すぐ仕事を辞めたい!」

今、皆さんの中でこのような悩みはないでしょうか?

「でも本当に辞めていいのだろうか…」

そんな心境でこちらの記事を見ていただいているのかと思います。

実は私も同じ悩みがありました。

機能性ディスペプシアという心身症を抱えて更にうつ病も発症してしまったことで会社員として仕事をすることに限界を感じてしまい、今後のことを考えてずっと迷っていました。

▼機能性ディスペプシアって何?という人はこちら▼

参考記事
【機能性ディスペプシアとは?】日常生活の質が著しく下がる胃の難病です

機能性ディスペプシアという病気をご存じですか? 別名が機能性胃腸障害(英名:Functional Dyspepsia)とも呼ばれており、胃の ...

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そして悩んだ末に現在は会社を辞めて、現在は個人事業主として自分のペースで仕事をしております。

そこで今回は、実際に辞めた私の経験や他の患者さんが実際に取っている行動を基に、同じ悩みを持っている皆さんが今の仕事とどう向き合っていくべきなのかをお話していきますね。

 

 



 

病気で仕事を辞める人はどれだけいるのか?

 

病気によって仕事を辞めるという思いが浮かんできた時に、同じように慢性的な病気を抱えている人達は仕事をどうしてるのか気になりませんか?

そこで、同じように心身の病気を抱えている患者さんに対して「現在仕事をしているか?」というアンケートを取らせていただきました。

その結果がこちらです。

なんと、仕事を辞めている人は約2割しかいません!

他の患者さん達は何かしらの形で現在の会社で仕事をしているようです。

ちょっと驚きませんか??

患った病気によって毎日苦しい症状を抱えているのであれば仕事を辞めている人が多いのではないかと想像してしまいますが、実際は仕事をしている人の方が多いのですから。

その中でも、フルタイムで仕事をしている人が約4割もいることが更に驚きました。

これは経験した人しか分かりませんが、毎日苦しい症状を抱えている中で健常者の社員と肩を並べて仕事をしていくってとても大変なことなのです。

私も4年ぐらい会社員として働きましたが、あと一歩のところで仕事に対する踏ん張りが効かないことが多いといった、思うように動けない自分を必要以上に責めたことで精神的にも病んでしまいましたので。

ですから病気を患ってからもフルタイムで働き続けるって本当にすごいことであり、尊敬に値します。

会社を辞めてしまえば楽になる部分は多いはずですが、やはり辞められない事情が皆さんそれぞれあるのでしょうね。

 



 

会社を辞める前に考えるべきこと

 

だからこそ今いる会社を辞める前に一度立ち止まって、よく考えてみていただきたいのです。

私はいずれ個人事業主としてやっていく予定があったので予定よりも早かったとはいえ会社を辞める決断がつきましたが、他の患者さんのように辞める人が少ない現状を見ると病気だからと言ってあっさり今の会社を辞めることは得策ではないと考えてます。

そこで、これから紹介する3つのことを考えてみてください。

これらの問題がクリアになっていない場合は退職することを思い直す方が良いでしょう。

 

貯金は十分にあるのか?

まず仕事を辞めるに当たって、これが一番大きな壁になると思います。

仕事を辞めてしまったら当然収入は0になりますので、当面の間生活していくだけのお金が必要です。

これは実家で暮らしているか実家で暮らしているかによって大きく異なります。

実家暮らしの場合は仮に家へ生活費(家賃や食費など)を入れずに誰かと遊ぶ交際費や自分への贅沢を限りなく省いたとしても、携帯代といった最低限の固定費や雑費などで月に10000円程度で済むかもしれません。

ですが、1人暮らしの場合は実家暮らしの時と比べて更に家賃+光熱費+食費といった生活費が丸々掛かってくるので、仮に家賃5万円だとすれば光熱費や食費も込みだと月10万円近くになるかもしれません。

そして、両者いずれの場合も実は大きな落とし穴があります。

それは国民3大義務である住民税健康保険年金です。

これらは会社員時代と違って会社が一部負担してくれるわけでもありませんので、会社を辞めた時点で全てを自分で負担しなければなりません。

しかも、国民健康保険や国民年金は会社員時代の健康保険や厚生年金と比べて高いです。

したがって地域や前年の収入額によってある程度差は出ますが、今まで普通に働いていた人であれば月6万円以上は支払わなければならないでしょう。

そうなると実家暮らしの場合でも月に7万円以上は必要になる計算となるので、仮に1年無職でいる予定にすると80万円近くの貯金が必要になってくるのです。

現在の貯金を改めて見返して、どれぐらい仕事を辞めていられるかを計算してみてください。

 

今の職場で時短勤務や休職は出来ないのか?

辞めることをすぐに決断する前に、現在の職場で働き方を変えられないかを確認してみましょう。

現在フルタイムで働かれているのであれば半分の労働時間にしてもらう、または週3、4日に減らしてもらうといった勤務体系に変えることです。

私も前の職場で途中から週3日程の出勤で対応させてもらってましたが、肉体的にも精神的にもかなり楽でしたよ。

もし会社時短勤務が出来ない場合や現在の体調から少しの時間でも働くことが困難な場合は、一時的に休職させてもらえるかを確認してみるのも良いでしょう。

休職の場合は会社によって手当が貰える場合と貰えない場合に分かれますが、仮に貰えない場合であったとしてもまた同じ職場に戻ってこれる安心感はあるので、後先考えずに会社を辞めてしまうよりかは一旦は休職に頼るのも有りだと思います。

現在の会社でどちらも難しい場合は時短勤務や休職の融通が利く会社へ転職するのも一つの手段です。

 

次にやるべき仕事は見えているか?

仕事を辞めたからといって一生遊んで暮らせるお金がない場合はいつかは仕事に復帰しなければなりません。

「その際に自分がどんな仕事に就きたいかが見えていますでしょうか?」

今まで積み上げてきた経歴やスキル、そして自分がやりたいことがあって、その道へ進める未来が見えている、または自信があるのであれば今の会社を辞めても問題ないと思います。

反対に活かせる経歴やスキルがなくて、やりたいこともない場合は簡単には再就職できないでしょうし、仮に再就職できたとしても給料が安くて今までと同じような生活ができなくなったり仕事が嫌になってまた辞めたくなってしまうかもしれません。

だからまずは自分の経歴やスキルを冷静に棚卸ししてみて、そこに自分のやりたいことがマッチさせた仕事があるかどうかを確認してみると良いでしょう。

以下の記事に会社員以外の働き方をピックアップしてますので、今までと違う働き方を求めている場合は是非参考にしてみてください。

参考記事
【仕事を辞めたい人へ】会社員だけが社会人としての生き方ではない

「毎日会社へ仕事に行くのがツライなぁ。。」 「もう体力的にも精神的にも限界だ。。」 会社員として毎日仕事をしていたら、こんなことを考える人は ...

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最後に

慢性的な心身の病を抱えていると仕事が辛くなってしまうので、今すぐにでも仕事を辞めたくなってしまう気持ちはとても分かります。

ですが、どうしても生活をしていくには今後一切仕事をしないという選択肢は間違いなく難しいでしょう。

だからこそ働き方を変えたり転職することで、自分の身体や心に合った働き方を探してみてください。

もちろん既に貯金がある程度持っているのであれば、次の仕事をしっかり見据えた上でそれまでの期間は身体のために思い切って仕事を辞めて休ませるもの有効だと思います。

私の場合も仕事を辞めたことで、少しずつではありますが身体が回復してきたのは事実ですから。

心身の状態とお金のバランスを見て一番最善の方法を選択してくださいね。

 

ではまた!

 

  • この記事を書いた人

ワナビー松本

機能性ディスペプシアから始まりうつ病や様々な不安障害も経験した経験から現在は心理カウンセラーとして活動中。 このブログは日常生活に支障をきたす病を抱えている患者さんに向けて私の経験を基にQOLの向上方法や症状緩和の知恵を共有しております。 ▼YouTubeやTwitterでも発信していますので是非チャンネル登録やフォローをお願いします▼

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