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【なぜ無職は辛い?】経験すると分かる苦しみの理由と脱出方法

"無職"ってどのような意味か分かりますか?

定まった職がないこと。

出典:コトバンク

シンプルですよね。

定職についていない人は全て無職として分類されるそうです。

私も数ヶ月前に会社を辞めていて、しばらくは全く働いていないかったので完全に無職の状態が続いていました。

現在も報酬をいただく仕事はしているものの、一つの職で生計は立てられていないので無職に近い状態となっております。

私は"機能性ディスペプシア"という病気や"うつ病"を経験したことで本来よりも早く会社を辞める選択をしましたが、恐らく私のように病気で会社を辞めざるを得なくて無職になってしまった人も多いことでしょう。

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仕事をしていない完全な無職の状態になると周りの人から見ると楽しそうに見られたり、楽をしていると思われがちですが実際にはそんなことばかりではありません。

 

無職は一言で表すと「辛い」です。

 

もちろん時間が自由に使えて好きなことが出来るという意味では楽しいですし、私のような病気を抱えている患者さんにとってはゆっくり身体を休めることができるのですが、これらを徹底的に実行したいという人ではない限り急に無職になることは本来であればあまりお勧めできません。

ですが、こちらの記事を見ていただいているということは既に退職されていて現在は無職の方も多いと思います。

そこで、今回は実際に経験している私が無職になって感じた「無職はなぜ辛いのか?」を掘り下げてから「その苦しみから脱出する方法」をお伝えしますね。

 

 



 

無職の状態が辛いと感じる理由

 

では無職になってしまうと具体的にどんなことが辛いと感じるのかを見ていきましょう。

 

時間とお金が比例しない

せっかく無職になったのだから「今まで出来なかったことをやってみたい」「羽を広げて色々な遊びをしたり旅行に行って貴重な経験をしたい」といった気持ちになるかもしれません。

少なくとも私はそうでした。

ですが、いざ会社を辞めてみてそれらを実行してみると驚くほどお金が飛んでいきます。

普段は時間が無くて行けなかったためにいくら掛かるのかは気が付きにくいかもしれませんが、時間があるからといって旅行に行ったり何かを学ぶために学校へ通ったりすることは意外と数万~数十万円ものお金を使うものです。

こんな大きな金額が無職の間に消費されてしまったら、今後の生活が不安になってしまいます。

なぜなら、無職の期間でも家賃や携帯代、食費等といった生きるために必要な固定が掛かってくるからです。

友人関係が多い人であれば交際費なんかも馬鹿になりません。

「時間はたくさんあるはずなのにお金が追いついていかない。」

すなわち、時間とお金が比例しないのです。

会社員時代だと毎月決まった給料が入ってくるので生計も立てやすいですし、お金を使える時間が月に数回の休日ぐらいしかないことからある程度使っても大丈夫といったように時間とお金が比例しているので問題なかったのですが、無職になると完全にこのバランスが崩れることになります。

もちろん貯金がたくさんあるといった人は問題ないでしょうが、私のように数ヶ月ぐらいの生活費しか貯金をしていなかったといった場合はかなりお金を使う物事に対して躊躇されることでしょう。

 

無駄に時間が余る

とにかく時間だけはたくさんありますが、先程お話したように使えるお金が制限されることから結局できないことが多く、その結果として無駄な時間もたくさん余るような状態になってしまいます。

外に出ずにヒマ潰しが出来ることの代表としてテレビや動画を見たり、ゲームをしたり、読書やネットサーフィンをすることはとても楽しい時間という人も多いでしょうが、これは普段から働いていて家で仕事から帰ってきた後の自由時間や休日に見るから楽しいと思えるのです。

ですが、時間が大量にある場合はこれらをずっとしていると正直飽きてきてしまいますので、長くは続きません。

そうなると本当にヒマな時はお金が掛からずに手軽に出来るSNSを頻繁に触ることになるのですが、SNSはずっと触っていると気分が滅入ってくることがありますので、精神的にダメージを受けてしまう可能性が高いのです。

このように、どれだけ時間があっても楽しいと思えることが徐々に減っていき、最終的にはすることが無くなってしまうといった事態になってしまいます。

 

周りに対して罪悪感や劣等感を感じる

無職になると基本的には仕事をしていないので、周りの家族や友人などに対してお金を稼いでいないことの罪悪感や社会人として置いてきぼりにされているといった劣等感を感じるようになります。

家族と一緒に住んでいる人であれば少なくとも自分の生活費を負担していた場合は別ですが、多めに負担してもらっているとなると「自分がお金を稼げていないばかりに申し訳ない…」といった気持ちになるでしょうし、友人や知り合いに対しては相手の最近の近況を知る度に「周りはどんどん人として成長していっているのに、今の自分は社会人として何も成長していない…」と思ってしまうのです。

私は平日休みの仕事をしていたことがありますが、その時に平日を満喫できる優越感に浸れた頃とは正反対で、平日になるとこのような大きな罪悪感や劣等感を感じるようになりました。

休日は世間も休みの人が多いというのもあって何をしてても気にしないのですが、平日は働いている人が多いので自分は何もしていないからお金も稼いでいないし人としてステップアップもしていないと余計に感じてしまうのです。

 

家族や友人に無職と言いづらい状況になる

これは人によって理由は変わってくると思いますが、「無職であることが恥ずかしいと感じる」「異常に心配されるのが嫌」といった2つの理由かと多いのではないかと思います。

今の時代は昔と違って会社員でも終身雇用が当たり前でなくなっているので、一時的に無職になることは結構あったりするのですが、昔の考えを持っている人や退職や転職の経験がない会社員を送っているような人には「これから本当に大丈夫??」と疑問に思われてしまうようです。

私の場合は反対に無職になることを退職前から周りの人に公言していたので、基本的に言いづらいことはありませんでしたが、唯一、家族から一部の親族には口止めされていました。

この理由としては「すごい心配して色々と聞かれるから」との事でした。

私としては理由があって無職になったため、恥ずかしいことでもないですから止められることに対して正直疑問に思ってしまったのです。

そこで私と同じような状況のTwitterのフォロワーさんへ「仕事を辞めたり休職していることを周りに打ち明けているか?」というアンケートにご協力いただきました。

その結果がこちらです。

このように全員に打ち明けているという人は少ないようです。

一部の人や誰にも言っていないという結果を見ると、やはり「仕事をしていない現状というのは言いづらいことである」というのが伺えます。

 



 

苦しい状況から解放される方法

 

このように、無職であることは会社を辞める前に想像していたのと違って意外と苦しいということが分かります。

既に退職されていて無職の状態になっている方は既に同じ経験をされているかもしれません。

そこで、このような無職の苦しみを少しでも和らげる方法を私の経験からご紹介しますね。

 

何かしらの仕事をする

これはフルタイムの会社員に戻るということではなく、アルバイトや派遣として短時間でも働く、または個人事業主やフリーランスとして自由な時間で短時間でも働くことです。

色々な原因があって仕事を辞めているので無理してフルタイムの正社員に戻る必要はないのですが、短時間でも良いのでどんな形でも働くということが重要だと考えています。

少しでも何かしら働くことでお金を稼いでるという安心感が生まれますし、社会に関わっているという感じがしますので家族や友人といった周りの人たちへの罪悪感や劣等感も少しは収まるかもしれません。

私も現在は個人事業主として短時間ではありますが仕事をしていることで、以前のように罪悪感と劣等感によって精神が不安定になることが少なくなりました。

もし「個人事業主やフリーランスとして働いてみたい!」という方がいましたら、以下の記事にどのような方法があるかを詳しく記載しておりますので是非ご覧ください。

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無職としての期間を決める

原因の部分でお話したように、無職になると時間が無駄に余る可能性が高くなります。

そうならないように、無職としての期間を決めてしまうのです。

次の仕事をいつから始めるのかを決めておくと”毎日が休み"となっていたのが"期限付きの休み"と変わって今後の毎日に"休みとしての価値"が生まれます。

このように期限があると人間は「限られた時間で充実させないといけない!」と思って、遊びであっても将来のための勉強であっても何かしらを頑張ろうとするのです。

会社員時代のことを思い出していただくと分かりますが、少ない休日を如何に充実させるかを考えていたことがありますよね?

それと同じで、無職であっても自分であらかじめ期限を決めておくことで毎日を充実させることができるようになってきます。

そして何ヶ月後や何年後から仕事をすることが分かっていればお金もそこで入ってくる可能性が高くなるので、期限のない無職よりかはお金を使える範囲も広まっていきますので将来にお金を残しておかなければならないといった不安から今まで出来なかった事も多少は実行に移すこともできるでしょう。

このような理由から、期間を決めた無職になると充実した毎日を送れる可能性が高くなることを知っておいていただけたらと思います。

 

周りに打ち明けて現状を理解してもらう

無職は理解されにくいこともあるため周りの人へ打ち明けるのは気が引けるという人がいらっしゃるのですが、思い切って打ち明けてしまうのも一つの手です。

仕事のような毎日するもので誰もが人生の中で欠かせないものに関しては、一度嘘をついてしまうと今後もずっと嘘をついて生きていかなければなりません。

どんな人との会話でも非常に上がってきやすい話題の一つですので、無職なので仕事をしていることにしてしまうと「何の仕事をしているのか」「仕事でどんなことがあったのか」「どんな人間関係があるのか」といった仕事上の話題を自分の空想で作って話さなければならないので、非常に苦しくなってきます。

だからこそ、無職であることを打ち明けてしまった方が今後も嘘をつき続ける必要がなくなり、自分自身がその嘘に対して苦しむことがなくなるのです。

私も一部の親族への公言を禁止されていましたが、今では周りの全ての人へ自分が現在無職であることを打ち明けています。

そうなると今後も嘘をつく必要がなくなり、今自分が何をしているかを正直に言うことができるので今後の人との関わりも随分と楽になりました。

無職になったのが病気やパワハラにあったといったやむを得ない事情である場合は甘えではないので、今後苦しくなりそうな状況が予想される場合は思い切って打ち明けてみましょう。

 

最後に

今回の記事をご覧になった方は無職が楽しいばかりではないことをご理解いただけたかと思います。

確かに最初に1ヶ月ぐらいはある程度好きなことが出来て楽しいと思えますが、数ヶ月経つと今回ご紹介したような理由から素直に楽しめない状況になっていきます。

だからこそ、無職であっても自分に対してルールを決めたり周りからの理解を得ることが必要になってくるのです。

無職の期間を上手に活かすことで、皆さんの将来が良い方向へ進んでいただけると嬉しく思います。

 

ではまたお会いしましょう。

 

  • この記事を書いた人

ワナビー松本

機能性ディスペプシアから始まりうつ病や様々な不安障害も経験した経験から現在は心理カウンセラーとして活動中。 このブログは日常生活に支障をきたす病を抱えている患者さんに向けて私の経験を基にQOLの向上方法や症状緩和の知恵を共有しております。 ▼YouTubeやTwitterでも発信していますので是非チャンネル登録やフォローをお願いします▼

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