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【障害者手帳の基準とは?】胃や大腸の疾患では認定されないので注意

皆さんは現在において胃や大腸の疾患を抱えておりますでしょうか?

もし慢性的な疾患を抱えていて毎日苦しい思いをしているなら非常に辛いものだとお察しします。

毎日辛い症状を抱えて頑張っているのに病院に通う医療費だけが増えていって更に精神的に追い込まれてしまっているかもしれません。

特に慢性的な疾患を抱えてしまうと、まともに働けなくなって収入も以前より下がってしまうことが多いですから…

そんな人には是非とも"害者手帳"を持つべきだと思っています!

障害者手帳を持つことで税金や公共の支払い、そして施設の利用などの料金が一部免除になるので、今までと比べると金銭的に少し余裕が出る可能性があるので精神的にも少し楽になるはずです。

今回は「障害者手帳について何も分からないよ…」といった人に向けて、認定されるための基準や申請の流れ、そしてどのようなメリットがあるのかを解説していきますね。

 

 



 

身体障害者として認定される基準

 

もしこの記事を見ていただいている胃や大腸の慢性的な疾患を抱えていて、これらの病気で障害者手帳の申請をしようと思っても残念ながら却下されてしまいます。

なぜなら、私が同じ方法で申請してみたからです。

私も"機能性ディスペプシア"という胃の機能が正常に働かなくなり、慢性的な胃もたれや吐き気などに苦しんでいてまともな日常生活が送れなくなってしまったので、障害者手帳の申請をしようと考えました。

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ですが、「胃の疾患は申請できない」と市役所の障害福祉課にて却下されてしまいました。

恐らく、機能性ディスペプシアと同じような大腸の疾患である"過敏性腸症候群(IBS)"も申請は出来ないでしょう。

そこで、身体障害者として認定されるための消化器系疾患における基準は何なのかを障害福祉課へ直接確認してみたところ、以下の疾患を抱える人が適用されるとの事でした。

参考

・小腸の機能障害
・肝臓の機能障害

消化器系の場合は、こちらの2つの機能障害しか適用されないようです。

したがって、機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群のような胃や大腸の慢性的な疾患のみでは申請することが出来ないことになります。

 

精神障害者として認定される基準

 

今度は精神的疾患の場合を見ていきましょう。

実は精神障害者の認定される条件は身体障害者のものと比べて幅広く対応されております。

現時点で確認できている認定基準となっている精神疾患はこちらです。

参考

・統合失調症
・気分障害(うつ病など)
・てんかん
・アルコール依存症や薬物依存症など
・高次脳機能障害(記憶障害や注意障害など)
・発達障害(自閉症やADHDなど)

この他にも"その他精神疾患"と記載されており、こちらに記載されていない精神疾患でも場合によっては認定されることがあるそうです。

 

胃や大腸の疾患を抱えている人が認定を受けるには?

 

胃や大腸に疾患を抱えている人は、他の消化器系にも疾患を併発してしまうことは特殊な病気でもない限りほとんど無いと考えています。

ですが、毎日苦しい症状を抱えたまま日常生活を送っている人がほとんどであることから私のように"うつ病"を併発してしまう人は非常に多いのではないでしょうか?

もし自分がうつ病だと認識していなくても、これを機に心療内科や精神科を受診してみてください。

恐らく、私のようにうつ病と診断される可能性が高いはずです。

そうなると精神障害者としての認定基準をクリアすることになります!

うつ病と診断された場合には、6ヶ月以上の通院した上で診断書を書いてもらう事が出来れば障害福祉課にて申請することが可能です。

もちろん他の精神疾患を併発していた場合でも問題ないでしょうし、上記に記載されていないものでも認定される可能性があるため、お住まいの障害福祉課にて相談してみましょう。



 

障害者手帳の申請方法

このように、何かしらの精神疾患を医師により診断されたら障害者手帳を申請する準備をしましょう。

こちらで申請に必要なものと交付までの簡単な流れをご紹介しておきます。

注意

お住まいの市町村で申請方法が若干異なるかもしれませんので参考程度にご覧ください。

 

申請に必要なもの

先に必要なものをリストに挙げておきます。

こちらは新規にて障害者手帳を申請する場合です。

必要なもの

・申請書
・主治医の診断書
・本人の写真

まず、申請書を最寄りの市役所にある障害福祉課に取りに行きましょう。

現在何の疾患を抱えているかどうかだけ説明すれば、すぐに申請書を渡してくれるはずです。

ここで色々と説明を受けますので内容をよく聞いておき、不明点などは質問しておきましょう。

次に自分が通っている心療内科や精神科の主治医から以下のような書式の診断書へ内容を記載してもらいます。

フォームは障害福祉課で渡されると思いますが、お住まいの市町村HPよりダウンロードが可能な場合も多いようです。

ただし、先ほど触れましたが申請に利用できる診断書は「6ヶ月以上、同じ病院へ通院していること」ですので忘れないようにしておきましょう。

最後は本人の写真ですが、こちらは履歴書などで使用する4cm×3cmのサイズが主流だと思います。

あと申請する時は印鑑を持っていた方が良いでしょう。

 

申請の流れ

次に、実際の障害者手帳申請から交付までの流れについてお伝えします。

申請の流れ

①障害福祉課に行って申請書と診断書のひな形をもらう
②掛かり付けの病院で診断書も書いてもらう
③障害福祉課に行って申請する
④障害者手帳の交付

このような流れとなっており、市町村によって異なるかもしれませんが障害者手帳を交付されるまで私の場合は2ヶ月ぐらいは必要」と言われました。

なお、障害者手帳には障害の度合いによって等級が存在しており、精神障害手帳に関しては1級~3級まで存在しますが、等級はこちらで決めることができずに基本的には精神保健福祉センターなどで決定されます。

もし、まだ心療内科や精神科へ通っていなかったら障害者手帳の交付までに合計8ヶ月以上かかってしまう可能性が高いため、早めに病院へ行きましょう。

 

障害者手帳を持つメリット

 

冒頭でお話したように、障害者手帳を持っていると様々な税金の控除や公共料金の免除、そして施設利用などの割引を受けることができます。

ただし、等級によって免除の金額が大きく変わってきます。

税金関係ですと主に所得税や住民税等が一部金額を控除されるようなり、公共料金ですと条件付きですがNHKの受診料が半額か全額が免除されたり、スマホの基本料金も割引になるようです。

また施設利用の場合だと、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンのような一部のテーマパーク、映画館、観覧車なども障害者手帳を持っていると割引を受けられます。

(※ディズニーは現在障害者向けのチケットを一旦販売中止にしているとの事)

また、施設利用の割引に関しては等級は関係ないところが多いみたいですので、障害者手帳を持っているだけで日常生活の娯楽においてもかなりの優遇措置を受けられるでしょう。

 

うつ病の就労支援について

 

今回ご紹介したように、うつ病のような慢性的な精神病を抱えている場合は障害者手帳が認定されるのですが、うつ病になると普通の人と同じように働くことすら難しくなってしまいます。

障害者手帳をもらって日常生活における生活費は以前と比べて少し楽になるかもしれませんが、基本的に常に通院していることが多いので医療費を大きく支出してしまい、病気で休職を繰り返していたり退職して働いていない場合は障害者手帳による優遇措置があったとしても生活が厳しくなる可能性があるでしょう。

できる限りは仕事をしている方が金銭的にも余裕が生まれ、強いては心の余裕にも繋がるはずです。

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最後に

「障害者手帳を持つこと」

これは自分が障害者であるという事や周りから障害者として見られる事を意味するので、人によっては認めたくないかもしれません。

ですが、障害を抱えていても世間の人達に「障害に負けず精一杯頑張って生きているんだ!」とアピールするための証になると思っています。

だからこそ、それだけ頑張って生きている人が社会から少しぐらいの恩恵を受けたとしても罰は当たらないでしょう。

障害を持ったからと言って恥じる必要はありません。

むしろ障害を持っているからこそ、健康な人よりも優れている部分があるはずですから。

この記事をご覧いただいたことで、障害者手帳を持つことにおいて抵抗が無くなると幸いです。

 

ではまたお会いしましょう。

 

  • この記事を書いた人

ワナビー松本

機能性ディスペプシアから始まりうつ病や様々な不安障害も経験した経験から現在は心理カウンセラーとして活動中。 このブログは日常生活に支障をきたす病を抱えている患者さんに向けて私の経験を基にQOLの向上方法や症状緩和の知恵を共有しております。 ▼YouTubeやTwitterでも発信していますので是非チャンネル登録やフォローをお願いします▼

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