効果的な治療法 検査による発見

【大腸カメラは痛いの?】苦しいポイントと検査のコツを教えます

皆さんは大腸カメラ(通称:大腸内視鏡検査)ってどんなイメージがありますか?

こちらの記事を見ていただいているということは、これから大腸カメラを受けられる予定なのかもしれませんね。

恐らく「痛そう。。」というイメージも持たれているのではないでしょうか?

確かにそう思うのも無理はありません。

明らかに太そうなカメラの管をお尻の穴から通していくわけですからね。

普通は考えるだけで恐ろしくなるでしょう。

今回はそんな大腸カメラを体験したことのある私から検査の流れを説明させていただき、実際にどういったことが苦しいのか、そして少しでも楽に受けられるコツをお伝えいたします。

注意

こちらで紹介する内容は私が体験したものであり、実際の検査方法や内容は病院によって異なる場合があります。

 

 



 

大腸カメラ検査の流れ

 

大腸カメラの検査は胃カメラ検査と違って、事前に準備しておかなければならないことがあります。

ですが、それを含めても大腸カメラの検査は大まかに3ステップしかありません。

 

①食事調整

これは大体2日前から病院より依頼されると思いますが、検査当日に腸を綺麗にしておかなければならないため、消化の良い食事を摂らなければなりません。

普通だと肉のような脂肪分が多い物の方が消化に悪いですが、2日前だと意外と昆布やワカメのような海藻類や繊維の多いゴボウやキノコ系が制限されることが多いです。

医師からは、これらの食材は腸に残りやすいことが原因と言われた記憶があります。

前日の夜に関してはもっと厳しい制限がかかり、脂肪分の多い肉や魚だけではなく菓子パンや野菜も食べない方が良いと医師より依頼される可能性があるでしょう。

 

②腸管洗浄剤を飲んで大腸を綺麗にする

こちらは病院によって異なりますが、前日の夜、もしくは当日の朝に"腸管洗浄剤"と呼ばれる下剤を家で大量に服用することになります。

私は当日の朝でしたが、2リットル以上のスポーツドリンクのような味の液体を数回に分けて飲みました。

これを飲むことでお腹を下した状態になり、たくさん排便される仕組みです。

検査までには腸の中の便をすべて出しておく必要がありますので、この段階でほとんどの便を排出する形になります。

 

③大腸カメラで検査開始

先ほど説明したように検査の前には便をすべて出しておく必要がありますので、病院に着いてもまだ残っている感覚があれば必ずトイレで便を排出しなければなりません。

すべて出し切ったらいよいよ大腸カメラの開始です。

私の記憶だとカメラを入れやすくするような潤滑用のゼリーを肛門に塗っていました。

そして検査開始となりお尻から管を挿入されることになります。

あとは医師の指示に従って身を任せていたら検査は終了です。

カメラを挿入している時間は大体5分~10分ぐらいだったと思います。

 

大腸カメラ検査は苦しいの?

 

冒頭にて触れたように恐らく皆さんの中では検査中にお尻へ管を通すことが痛くて苦しいイメージがあると思います。

ですが、私個人としては「あまり痛いと感じないし、そこまで苦しいとも思わなかった」のが正直なところです。

お腹に空気を入れられる時があるので、その瞬間が少し苦しいぐらいで意外と平気でいられました。

もし敢えて苦しい場面を挙げるとするならば、検査前に家で腸管洗浄剤を大量に飲まなければならないことです。

皆さんも想像していただきたいのですが、2リットルのペットボトルの水を1、2時間で飲まなければならないとなると結構厳しいですよね?

しかも腸管洗浄剤はスポーツドリンクを薄めたような、正直味としてはまったく美味しいとは感じない飲み物なので、これを2リットル以上も短時間で飲みきらなければならないのがキツイと感じました。

そして、もう一つは腸管洗浄剤の下剤効果により飲んでいる最中や飲みきった後は非常に激しい下痢状態になります。

家にいる間はとにかく頻繁にトイレで出してしまえば良いのですが、私の場合は当日に腸管洗浄剤を服用していたこともあって病院に着いてからも下痢が続いており、何度もトイレへ駆け込むハメになりました。

もちろん下剤の効果が強いので我慢できるレベルではないので外へ出てもトイレを見つけて駆け込むしかありません。

このような理由から「苦しい点を挙げるとすれば検査前の準備段階」というのが答えです。

検査自体は胃カメラと比べるとそこまで苦しくないでしょう。

 



 

少しでも快適に検査を受けるコツ

 

それでは検査前の準備段階や検査中において少しでも快適、そして楽に感じることができる方法をご紹介しますね。

 

早起きして腸管洗浄剤を飲む

こちらは当日に腸管洗浄剤を飲む場合です。

私の記憶だと当日であれば腸管洗浄剤を飲む時間帯において終了のリミットはありましたが、飲み始めの時間は決められてなかったと思います。

したがって、検査が朝からの場合はなるべく早起きして腸管洗浄剤を飲むことをお勧めします。

なぜなら私の場合は検査当日に結構遅く起きてしまったので、美味しくない腸管洗浄剤を決められた時間までに一気に飲み干す必要があったことで非常に苦しかった思い出があるからです。

早起きすればリミットまでの時間に余裕があることからある程度自分のペースで無理をせずに飲めるので、私のように苦しまずに済むと思います。

 

出来るだけ家で便を出し切る

先ほど説明したように、大量の腸管洗浄剤を飲むので下痢が激しくなって病院に着いてからも頻繁にトイレへ行く可能性が出てきます。

しかも検査着に着替えてからになると非常に排便しずらい状態になってしまいますので、最悪汚れたりするかもしれません。

このような理由から、排便は可能な限り家で済ましてしまうようにしましょう。

病院へ向かわなければならない時間のギリギリまでは様子を見て、少しでも残っていると感じるようであれば出し切ってしまうぐらいに心がけておいた方がよいです。

もし家で出し切ってしまえれば、後は病院へ行って検査を受けるだけで済みますからね。

 

下剤の種類を変えてもらう

こちらは病院が扱っている場合ですが、下剤の中でも腸管洗浄剤のような液体タイプだけでなく"錠剤タイプ"も選択することができます。

私もそうですが普段から水分をあまり摂らない、また摂ることが苦手な人は錠剤タイプを選択した方が準備段階の負担が軽くなるかもしれません。

しかもお茶でも飲めるようですので、腸管洗浄剤のように美味しくないものを飲む必要はないという点も嬉しいところです。

ただ、50錠ぐらいの大量の錠剤を数回に分けて飲む場合が多いことから時間が掛かってしまうようですので、こちらを選択する前に医師に服用する時間をしっかり確認しておいた方が良いでしょう。

 

検査中はリラックスした状態で受ける

先ほどお伝えしたように検査中はあまり苦しいとは感じなかったですが、それは私が身体の力を抜いていたのも大きかったかもしれません。

身体、特にお腹に力を入れてしまうと恐らく大腸の形が変形してしまうのか、管が直接大腸に当たって痛くなることがあるようです。

研修中の医師でも無い限り、何度もカメラを実践してきた医師ばかりだと思うので、身体の力を抜いて医師に身を任せてみてください。

 

検査中はオナラを我慢しない

管を通してカメラで腸内を観察する時は、中を見やすくするためにガスを注入することが多々あります。

その際にお腹にガスが溜まった状態になるのでオナラが出そうになりますが、その時はどんどんオナラを出してください。(※恐らく医師からもそのように説明されるはずです。)

人前でオナラをすることに抵抗があるかもしれませんが、私の経験上オナラを出さない状態になると苦しい感じがあったので、気にせずどんどんオナラを出してしまいましょう。

検査に携わっている医師も毎回このような現場にいることから患者さんがオナラをする姿は飽きるほど見てきているはずなので、まったく恥ずかしがることはないですよ。

 

鎮静剤を使用できる病院を探す

こちらはどうしても大腸カメラに対して抵抗がある場合に選択肢の一つとして入れると良いでしょう。

鎮静剤は眠ってしまう注射を打つので、検査中はほとんど苦しみがなく気がついた時には検査が終わっているという点ではかなり楽に受けられると思います。

昔と違って大腸カメラでも鎮静剤を使用する病院が増えてきているようですので、探せば結構見つかるかもしれません。

掛かり付けの病院で鎮静剤が無い場合は一度他の病院で鎮静剤を使用してくれるところを探してみてください。

ただデメリットとしては、胃カメラと同じで鎮静剤を使用する場合はしばらく病院で眠る必要があり、起きても頭が朦朧としているので車の運転や仕事に支障をきたす可能性もある他、料金も少し高くなると思われます。

 

最後に

私も大腸カメラを初めて受ける時はかなり緊張しましたが、いざ検査が始まるとそれほど苦しいと思わなかったので皆さんも変にプレッシャーを感じる必要はないと思います。

むしろ最初に胃カメラ検査をした時の方がトラウマになるレベルでしたから。。

検査前の準備段階は苦しいかもしれませんが、今回ご紹介した方法で試していただくと多少なりとも苦しみを和らげることができるかもしれません。

もし大腸をしても何も異常が見つからなかった場合、胃や小腸といった他の部位に異常が見つかる可能性があるため、これらの内視鏡検査を検討してみてください。

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こちらの記事で皆さんが大腸カメラを抵抗なく受けていただけますと嬉しく思います。

 

ではまたお会いしましょう。

 

  • この記事を書いた人

ワナビー松本

機能性ディスペプシアから始まりうつ病や様々な不安障害も経験した経験から現在は心理カウンセラーとして活動中。 このブログは日常生活に支障をきたす病を抱えている患者さんに向けて私の経験を基にQOLの向上方法や症状緩和の知恵を共有しております。 ★生活の質を上げるカウンセリング★ 心身症や心の病の方を対象とした完全オンライン形式のカウンセリングを新しくオープンしました。 詳細は以下のホームページをご覧ください。

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