効果的な治療法 検査による発見

【胃カメラってしんどいの?】コツさえ掴めば怖くない

胃の内視鏡検査、通称"胃カメラ"と呼ばれていますが、こちらの検査を受けたことがない人も多いのではないでしょうか?

もし今度胃カメラを受ける予定がある人にとっては怖いと感じる人も多いと思います。

なぜなら、胃カメラは非常に苦しい検査だというイメージがあるからでしょう。

私も胃カメラは今までの人生で数え切れないぐらい経験しました。

それは元々胃が弱いことに加え、数年前に"機能性ディスペプシア"という胃の機能障害を患ったことからです。

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何度も胃カメラをしなければならない状況に置かれていたからこそ、とにかく楽な方法で乗り切りたかったという思いが人一倍強かったのかもしれません。

そのおかげで胃カメラにおいては苦しみを和らげるが方法があるということも分かりましたので、今回は「これさえ掴んでおけば胃カメラは怖くない!」ということを検査を予定している皆さんに知っていただきたく、私の経験から胃カメラの検査の種類やそれぞれの特徴をご紹介し、なるべく苦しみが少ない方法をお伝えしますので是非参考にしてくださいね。

注意

こちらで紹介する内容は私が体験したものであり、実際の検査方法や内容は病院によって異なる場合があります。

 

 



 

なぜ胃カメラは苦しいの?

 

皆さんもテレビやネット上では胃カメラを実際にしている光景を目にしたこともあるかと思いますが、実際の検査もまったく同じで、細長い管を口の中から挿入して動画や写真を撮ります。

だから通常のタイプの胃カメラをしている場合、検査の最中に終始"えずく"状態になってしまうのです。

当然ですが、口から入れると嘔吐反射が起こって「オエッ!」となってしまいます。

検査を担当する医師によっても苦痛の大きさは変わりますが、あまり上手な医師ではなかった場合に胃カメラの管を何度も上下左右に動かすので頻繁に嘔吐反射が発生して非常に苦しい思いをするのです。

しかも検査をする前にカメラの管で喉に痛を伴わないように麻酔するための液体を喉にしばらく入れたままにするのですが、この薬が結構不味いのでこれだけでも吐き気が起こりそうになります。

このように検査開始前から検査終了までの数十分は身体を楽にできるポイントがほとんどないので、胃カメラ自体が苦しくて検査に対して恐怖心を抱く人も多いのです。

 

胃カメラの検査方法の違い

 

私が10代の時にした時は、先ほど紹介した通常タイプの胃カメラしかありませんでした。

ですが、恐らくですがこのような苦しみを伴うことで敬遠する人も多いことから、今では数種類の検査方法が存在しています。

これらの方法が出来てから私個人としてはずいぶん楽になりましたので、私が経験したことのある胃カメラ検査を3種類を紹介させていただきます。

 

口から挿入タイプ(鎮静剤なし)

こちらが始めにご紹介した昔からある一番ベーシックなタイプです。

喉の麻酔だけで胃カメラの管を直接口の中へ挿入する方法です。

検査時間は前処置を除くと約10分ぐらいだと思われます。

 

口から挿入タイプ(鎮静剤あり)

同じ口から挿入するタイプでも苦痛を和らげるために開発されたであろう検査方法で、鎮静剤を使用するタイプです。

胃カメラの管を入れる直前に注射により鎮静剤を患者へ投入することで患者はいつの間にか眠ってしまい、気がついた時には検査が終わっています。

私自身が一番多いのはこちらのタイプになりますが、私の中では本当に楽な検査だと感じてます。

「鎮静剤が効いていない時に挿入されるのではないか?」と不安を覚える人もいるかもしれませんが、鎮静剤は打ってから医師に「昨日は何のご飯を食べましたか?」のような日常会話の質問をされることで意識の確認をしっかり行なってくれますので、ちゃんと眠りに付いてから管を挿入してもらえることがほとんどです。

ただ、人によっては鎮静剤が効きにくい人もいるようですが、その場合は別の方法で検査をする可能性することを視野に入れた方が良いかもしれません。

検査時間は鎮静剤なしタイプと同じぐらいだと思われますが、鎮静剤を使用して眠ってしまうので胃カメラを挿入してから1時間ぐらいは病院にいる状態になるでしょう。

 

鼻から挿入タイプ

従来の胃カメラの常識をくつがえすニュータイプが新たに誕生しました。

こちらは本来の胃カメラよりも細い管を一方の鼻の穴から挿入して胃の中を見ることができます。

これによりどうなるのかと言うと、鼻から通すことにより胃カメラの管が舌の奥に触れることがないので嘔吐反射が起こりにくくなるのです。

ですので鎮静剤なしの口からタイプのものと比べても苦しみをかなり抑えられます。

挿入前に鼻に胃カメラの管が通るかどうかを管と同じサイズのチューブを軽く通して検査しますが、この検査で強い痛みを感じる人は検査ができない場合があるようです。

恐らく鼻の穴が極端に小さい人はこちらの検査を受けることは難しいかもしれません。

 

苦しみが少ない検査方法はどれ?

 

苦しみが少ないという意味だけで決めるとすると、圧倒的に"鎮静剤ありの口から挿入タイプ"です。

なんせ眠っている間に検査が終わりますからね。

胃カメラ挿入前の準備段階では他のタイプと同じように喉の麻酔するために液体を飲む必要はありますが、挿入後に関しては検査をしているような感覚はほとんどありませんので、客観的に見てもこのタイプの検査が一番楽と感じる人が多いと思われます。

ただ、先ほど説明したように鎮静剤が効きにくい人もいるようで、私の場合も数回に一回ぐらいの割合で鎮静剤が効く前に管を入れられることがありますので、今まで痛み止めのような鎮静剤が効かなかった経験がある人は鼻から挿入タイプである経胃内視鏡を初めから選択する方が良いかもしれません。



 

胃カメラ検査のコツ

 

苦しみが少ない口から挿入タイプである鎮静剤ありの経口内視鏡が出来る場合であれば問題ないのですが、鎮静剤が効きにくい人や鼻の穴が小さくて鎮静剤が使えない人や経胃内視鏡が出来ない人は鎮静剤なしで経口内視鏡である胃カメラをせざるを得ない状況になってしまいます。

その場合は「検査を受けたくない!」という人は多いかもしれません。

ですが、胃の中を定期的に見ることは万が一命に関わるように病気になっていた場合における早期発見のため、また現在胃の不快感を抱えている場合にその原因を発見するためにも非常に大事です。

そこで鎮静剤なしの胃カメラに対して、私が実践していた少しでも苦しみを少なくできる方法を紹介したいと思います。

 

何も考えない or 楽しいことを考える

こちらは管を入れている最中は"何も考えない状態にする"ことで嘔吐反射をある程度抑えることができます。

何も考えていない時って意識が飛んだような感じになりますよね?

これと同じで何も考えていないと鎮静剤を使った時と近いような感じで眠っているような感覚になることができるのです。

通常時であれば起きている状態で意識を飛ばすことはかなり難しいのですが、検査中は部屋が暗くする病院が多いはずですので頭をボーっとさせることはそこまで難しくないと思われます。

もし自分の意思で意識を飛ばすことが難しい場合は"楽しいことを考える"ことで苦しみを多少抑えることが可能です。

私の経験上、管を通してる最中に怖いことや気持ち悪いことを想像してしまうと余計に"えずき"が止まらなくなった記憶があります。

だからこそ"何も考えない""楽しいことを想像する"ことによって、管の挿入による嘔吐反射を和らげることが可能となるのです。

 

肩の力を抜く

これは"身体をリラックスさせる"ということです。

身体がリラックスしていない状態になっていると食道入口部の筋肉を収縮させることになるので、管が喉に通りにくい状態になってしまいます。

特に最初に胃カメラの管を通す時が一番辛いので、ここで如何に肩の力を抜いてリラックスできるかが勝負になるでしょう。

確かに検査は怖いので緊張して肩に力を入れてしまうとは非常によく理解できますが、そこを敢えて力を抜いてリラックスした状態になることで管が喉を通りやすくなるのです。

検査中は管を上下左右へ頻繁に動かすので、喉を通りやすい状態にしておくと肩の力を入れている時と比べて明らかに楽に感じると思われます。

 

出来るだけ唾液を飲み込まない

検査中は口を開きっぱなしにしているせいか、唾液が絶え間なく出てきます。

医師や看護婦も唾液が出ることを想定して桶のようなものを口元に用意してくれていますが、"よだれを垂らすことは恥ずかしいこと"といったように人間の本能によるものなのか唾液が出るとつい飲み込もうとしてしまうのです。

しかしながら唾液を飲んだ途端に舌が動いてしまうので、管が舌の奥を刺激するので急激にえずくことになります。

ですから、検査中に出てくる唾液は素直に垂れ流しにしてしまいましょう。

ちゃんと桶が用意されていますので、恥ずかしい気持ちは捨てて大丈夫ですよ。

 



 

それぞれのメリットやデメリット

 

ここまで胃カメラにおける3種類の検査方法やその特徴を説明しましたが、最後に3種類それぞれのメリットとデメリットを紹介させていただきますね。

こちらを参考にして、どの検査方法を選ぶかを決めていただければと思います。

 

口から挿入タイプ(鎮静剤なし)

メリット

・検査後に車の運転や仕事に支障がない
・費用が安い
・胃の状態をリアルタイムで見られる

鎮静剤ありのものと比べると検査後は意識がハッキリしていますので、車の運転も問題ないですしその後の仕事にも影響はないでしょう。

費用も他の胃カメラ検査と比較すると安いです。

また、検査中は眠っていないので映し出されている胃の内部の画像をリアルタイムで見ることができます。

正直、臓器の内部を見ることで人によっては気持ち悪くなってしまうかもしれませんので、そういった人には見ることにはお勧めしません。

 

デメリット

・検査中は慣れないと非常に苦しい

最初に行なう時はかなり苦しい思いをするかもしれませんが、何回かして慣れてくるとコツが掴めてかなり楽に出来ます。

今回ご紹介した方法で臨んでいただければ、大きく苦しむことはないかと思われます。

 

口から挿入タイプ(鎮静剤あり)

メリット

・検査中は一番苦しくない

とにかくこれに尽きます。

検査中において他のどのタイプよりも楽に感じると思います。

 

デメリット

・検査後に車の運転や仕事が出来なくなる可能性がある
・費用が高い

・胃の状態をリアルタイムで見られない

反対にデメリットもたくさんあります。

鎮静剤を使用しているので検査後は意識を回復させるために病院で1時間ほど眠ることになりますが、起きた後もある程度意識が朦朧としているので、車の運転は難しいかと思われます。

仕事も意識がしっかり戻るまでは集中することが難しいかもしれません。

そして費用も他のタイプと比べて数千円ではありますが一番高いです。

ただ、苦しみが少ないというのが本当に大きなメリットなので、鎮静剤が効かなかったりデメリットが相当飲めない条件でなければこのタイプの検査を選ぶことをお勧めします。

 

鼻から挿入タイプ

鼻からのタイプはメリットもデメリットも上の2つの中間となります。

鎮静剤を使用しないので意識はハッキリしていることから苦しみは口からよりマシですが、やはり鼻から管を通すことによって多少の不快感を感じる人はいるでしょう。

費用も中間ぐらいですので、鎮静剤を使うのは抵抗があるけど検査中に苦しむのを出来るだけ避けたい人はこちらを選ぶと良いと思います。

 

最後に

どの方法の検査でも自分に合っているタイプを見つけることが出来れば想像しているよりも楽に受けられると思います。

ただ、実際にやったことがない人からすると胃カメラ検査は少なくとも他の検査よりはプレッシャーを感じてしまうのは仕方ありません。

そんな時のために検査後に自分へのご褒美を用意しておきましょう。

私は自分の好きなケーキを食べたりすることがありますが、関西で販売している"りくろーおじさんのチーズケーキ"がオススメですよ。

スフレタイプなので「シュワ!」と口の中で溶けるような触感がクセになり、胃の弱い私でも意外とたくさん食べることが出来てしまいます。

店舗では関西でしか販売していませんが今では通販でも取り扱っているので、精神的負荷の強い検査を頑張った後の自分へのご褒美としていかがでしょうか?


 

もし胃カメラで何も異常が見つからなかった場合は大腸や小腸に異常がある可能性がありますので、それらの内視鏡検査を検討してみてください。

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今回ご紹介した方法であまり抵抗がなく胃カメラを受けていただけると嬉しく思います。

 

ではまたお会いしましょう。

 

  • この記事を書いた人

ワナビー松本

機能性ディスペプシアから始まりうつ病や様々な不安障害も経験した経験から現在は心理カウンセラーとして活動中。 このブログは日常生活に支障をきたす病を抱えている患者さんに向けて私の経験を基にQOLの向上方法や症状緩和の知恵を共有しております。 ★生活の質を上げるカウンセリング★ 心身症や心の病の方を対象とした完全オンライン形式のカウンセリングを新しくオープンしました。 詳細は以下のホームページをご覧ください。

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