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【病気が治らない人へ】回復を早めるには"質の高い休養"が近道

世の中には数え切れない程の病気が存在します。

体の外部に表われるものや内部の内臓や骨などに異常をもたらすもの、そして心に対してダメージを与えるものと、症状が表われる場所も実に様々です。

それらの治療法として薬を服用したり手術をしてして治るものが多いですが、世の中にはこの二つの治療法をもってしても完治が難しい病気があります。

その中の一つとして、私が現在患っている"機能性ディスペプシア"という胃の機能が正常に働かなくなる病気が挙げられます。

参考記事
【機能性ディスペプシアとは?】日常生活の質が著しく下がる胃の難病です

機能性ディスペプシアという病気をご存じですか? 別名が機能性胃腸障害(英名:Functional Dyspepsia)とも呼ばれており、胃の ...

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病院では実績のある効果的な薬を処方してもらっているはずなのに、なぜか症状があまり改善されずに毎日の生活に支障が出てしまって長年苦しんでいる患者さんが多いといった現実があります。

そうなると自然治癒に頼るしかなくなってしまうのですが、これだと日常生活の質(QOL)が下がってしまい健常者と同じような生活を送れなくなります。

しかもいつ完治するかといった保証がないので、患者さんは出口のないトンネルを彷徨い続けることになり生きる気力も無くなってしまうのです。

今回はそういった完治が難しい病気を早く回復させるためのキーワードとして"質の高い休養"を挙げております。

この"質の高い休養"がなぜ必要なのか、そしてどうやって取るべきなのかをご説明していきますね。

 

 



病気の回復が遅い原因

 

病気の症状が長引いてしまう原因とは一体何でしょうか?

その答えは冒頭でキーワードとして挙げた"質の高い休養"が取れていないことです。

当てはまる病気として、一見は普通の人と同じように見えるが連日続く症状によりQOL(生活の質)が下がり、なおかつ完治しにくいとされる病名を一部挙げてみます。

参考

・機能性ディスペプシア
・会食恐怖症
・パニック障害
・うつ病
・自律神経失調症
・過敏性腸症候群
・HSP
・摂食障害

これらの病気に共通する発症の原因として、"神経系統の異常"があると考えています。

なぜ神経に原因があることが分かるのかと言うと、私が機能性ディスペプシアになっている期間にこれらの症状も併発したからです。

恐らく機能性ディスペプシアで神経系統の異常が起きたことにより、上に挙げたような他の病気も連動して発症するキッカケになったと考えられます。

もちろん全ての原因が神経系統ではないことは確かですが、少なくとも上で述べた病気は神経の乱れによる影響は原因としてかなり大きな割合を占めているでしょう。

ではこの神経系統の乱れを引き起こす日常生活の事例を挙げてみます。

 

仕事によるストレス

仕事をしていると、必ず納期に追われる状態になります。

「TIME IS MONEY」という言葉があるように、企業や消費者は自分たちの希望する期限まで商品を間に合わせることによってその対価を払ってくれるので、当然ではありますが限られた時間の中で業務をこなす必要があるからです。

でも考えてみてください。

これってすごいプレッシャーではないでしょうか?

もし納期に間に合わなかった場合は組織の人間や一般消費者から責められることになるので、受注を受けている生産者の我々は必死になって業務に取り組まなければならないのです。

だから残業してでも抱えている業務を終わらそうとしますし、酷い場合は家に持って帰って仕事をしている人もいます。

私の場合は業務外の時間や休日でも電話が掛かってくることがありました。

こうなると家にいても心が休まることがありませんので、結果としてストレスとなって患者さんの神経をさらに蝕んでいっているのです。

また、会社や仕事上での人間関係も同じことが言えます。

組織の人間も一般消費者も友達ではありませんので、常に顔色を伺って気を遣ったりしなければなりませんし、組織であれば出世というものがあることから他の同僚と比べられることもありますのでプレッシャーになってしまいます。

特に仕事の能力を比べられるということは、もし自分が下に見られていた場合は劣等感に悩まされる可能性が高いでしょう。

このように仕事をしているとストレスからの逃げ場が無くなってしまうのです。

 

プライベートの時間不足

世間一般の仕事において、休日日数は週に1日~2日だと思います。

そうなると仕事をしている日数は週に5日か6日ということになりますが、ここで現在仕事をされている皆さんにも一度立ち止まって考えてみていただきたいのです。

例えば週5日の仕事をしていている人にとって、2日間の休日は十分と感じますでしょうか?

先ほどお伝えしたように仕事は常に納期に追われていて、それは週を跨いでも続いていることがほとんどのはずです。

そんな状況に置かれている中で、皆さんは1日目の休みから仕事モードを完全に抜けることが出来てますでしょうか?

私の場合、休日の初日は緊張状態が続いてて完全に身体が休めているという感覚はあまりありませんでした。

そうなると、まともに身体を休めることが出来るのが2日目ということになりますが、ここで遊びに行くか家でゆっくり身体を休めるかという選択に迫られます。

病気を抱えていると身体を休める選択肢を選ぶ方が多かったことから結局遊びに行きたかった場所というのはお預けになって、それがいつまでも持ち越し状態になっていたのです。

このように、休日に身体を休める選択をすると遊んでリフレッシュすることが困難になり、ストレスから解放されにくくなります。

病気になってしまっている人で毎回遊びに行くのは体力的に困難かと思われますので。

このように、仕事によって大きく溜まったストレスがプライベートでも発散できないとなると人間はどうなってしまうのでしょうか?

もちろん身体に対して悪影響を及ぼすでしょうし、特に神経系統の異常を引き起こすことは可能性として十分にあり得ることがお分かりいただけるはずです。

これが現在の病気の回復が遅い原因だと考えられます。

 

結局は仕事をしていることが原因です!

 

質の高い休養を取る方法

 

原因としては今の仕事を頑張り過ぎていることが考えられますので、それを打破する方法は"質の高い休養"を取ることが治療に有効な手段の一つです。

では、その原因となっている仕事を今後どうしていくべきなのかを実施していくべき順にご紹介しますね。

 

休職する

まず、現在働いている会社に休職の要望を申し出てみてください。

なぜ休職かと言いますと、辞めてしまったら次の今よりも待遇が下がってしまうかもしれないからです。

正社員の場合は休職中も補償されている可能性があるので、その場合はある程度の給与を貰いながら休養を取ることができます。

アルバイトや派遣の場合は補償が無いと思いますので、休職中に最低限生活が出来る蓄えを作っていくことを目標にして、それまで頑張って働くのが良いでしょう。

ただ休職の欠点としては、復帰後にまた同じ仕事内容をしなければならない可能性があることや出世コースから外れる可能性が高いこと、また休職中にも復帰後のことを考えてしまい完全に身体を休めることができないかもしれないということです。

 

雇用体系を変えて勤務時間を減らす

休職しても身体が回復しない場合はこちらの方法をお勧めします。

正社員の場合だと、基本的に1日8時間で週5日勤務のフルタイム労働が普通でしょう。

ですが先ほどお伝えしたように、休日の日数が少ないことによるストレスで病気の回復が遅い可能性が高いので、これを打破するにはアルバイト等に雇用体系を変更してもらい時短勤務にして一日の労働時間や出勤日数を減らしてもらうようにするのです。

また雇用体系を変更した場合、もう一つのメリットとして責任感の重さから解放されることが挙げられます。

正社員というのは基本的に会社の命令従わなければならないようになっており、急な出張や転勤、残業、休日出勤、人の管理、飲み会の参加といった自分の中で不本意な内容であったとして断る権利はありません。

正社員でなくなった場合、こういったことは基本的に強制では無くなるため自分が嫌だったら断ることも可能になってきます。

ですが、デメリットとしては間違いなく給与が下がります。

月給はもちろんですが、ボーナスも出なくなりますから今までのような生活を維持することは難しいでしょう。

それでも健康を取り戻すことを優先するなら、一時的に生活水準下がってもこの働き方を選ぶべきです。

 

仕事を辞めて一定期間の休養を取る

休職しても雇用体系を変えても病気の症状が一向に良くならずに日常生活に支障が出ていて精神状態が正常に保っていられない状態になっていたら、迷わずこの方法を選択するべきだと考えます。

雇用体系によって仕事の責任感は異なるのでプレッシャーの大きさに差はありますが、いずれにしても勤務時間を減らした場合でも仕事のことが気になって休日になっても休んでいる気にならない場合があります。

しかも、仕事をしている以上は翌日に一定の時間に起きなければならないといったプレッシャーがストレスになっていることあるので、それら休職や雇用体系を変えてでもプレッシャーから解放されない感覚が強い人は、仕事自体を辞めて完全にフリーな期間を作る必要があるでしょう。

確かにこの期間はまったく収入が途絶えますので今後の生活における恐怖心はありますが、健康を取り戻したら以前よりもしっかり働けるはずなので今までのマイナス分は取り戻せるでしょう。

仕事を辞めている期間を過ごすだけのお金がないという人は、その蓄えが出来るまでは今の仕事を続けるかということになりますが、それも限界であれば親にお金を借りるというのも一つの手段です。

そして、休養している期間に自分の身体に合った仕事を探していけばいいと思っています。

今の時代は会社員として働くだけがお金を稼ぐ手段ではありませんし、雇われなくても可能な仕事はたくさんありますよ。

※以下の記事に会社員以外の働き方を紹介していますので参考にしてみてください。

参考記事
【仕事を辞めたい人へ】会社員だけが社会人としての生き方ではない

「毎日会社へ仕事に行くのがツライなぁ。。」 「もう体力的にも精神的にも限界だ。。」 会社員として毎日仕事をしていたら、こんなことを考える人は ...

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ちなみに私は最近仕事を退職してフリーの期間に入りましたが、仕事をしている時期よりも明らかに胃の調子が良くなってきて体重も増えてきました。

こういった実績もあるので、本気で今の病気を可能な限り治したいと願っている人は是非こちらの方法も視野に入れてみてください。

 

休んでる期間は好きなことをしてリフレッシュしてください!

 



 

医師の方にお願いしたいこと

 

冒頭に挙げた病気を担当している医師の人には、担当の患者さんに休養を勧めていただきたいと強く願います。

こういった病気を患った方々は今まで無理して頑張って働いてきた結果がこのような病気に繋がってしまったと私は考えているのです。

ですから誰かが止めない限りは自身の生活のことや世間の風潮を気にしてずっと働き続けようとするので、治療の専門としている医師の人に止めてもらうことが薬よりも有効な治療法だと思っています。

病気の専門でない周りの友達や家族が言っても「どうせ休んだって治る保証がないし。。」といった感じで仕事を休むことに対して拒む可能性が高いので、専門である医師の人から言ってもらった方が言葉の信憑性により「休むことは本当に治る可能性の高い治療方法なんだな!」として捉えてくれるはずです。

必ずしも薬だけが治療に有効な方法ではないと思ってます。

薬が実際にあまり効いていないのであれば、もっと人間の原点に立ち返った"身体を休める"という方法を患者さんへ勧めていただければ幸いです。

 

最後に

確かに生活していくためにお金というものが必要にはなってきますが、最低限の生活費ぐらいであれば後から何をしてでも稼げるようになります。

しかしながら、健康に関しては一度壊してしまったら後から取り戻せるといった望みはほとんどありません。

実際に、私が機能性ディスペプシアになってから症状がある程度回復するまでには5年もの期間が必要でしたので。

一時的に貧しい暮らしをしてでも健康を取り戻すことを優先すれば、身体も楽になってまた以前のように元気に働くことが出来るかもしれませんので、今回ご紹介したような"質の高い休養"を取ることをしっかり検討してみてください。

残りの人生を悔いのない生き方を選んでいただけると幸いです。

 

ではまたお会いしましょう。

 

  • この記事を書いた人

ワナビー松本

機能性ディスペプシアから始まりうつ病や様々な不安障害も経験した経験から現在は心理カウンセラーとして活動中。 このブログは日常生活に支障をきたす病を抱えている患者さんに向けて私の経験を基にQOLの向上方法や症状緩和の知恵を共有しております。 ★生活の質を上げるカウンセリング★ 心身症や心の病の方を対象とした完全オンライン形式のカウンセリングを新しくオープンしました。 詳細は以下のホームページをご覧ください。

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