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【乗り物酔いが治らない人へ】それってもしかして原因を勘違いしてるかも

電車に乗るのがツライ。。

なんていつも思いながら、通勤で電車に乗らざるを得ない生活をしている人は多いのではないでしょうか?

 

そこで、今回は乗り物酔いについてお話しますね。

 

皆さんは乗り物に酔うことはありますか?

私は人生で2回の機能性ディスペプシア(胃腸症)を発症しておりますが、その2回ともなぜか電車の中で起こった強烈な吐き気がキッカケとなってます。

そして、その後は電車や車に乗ると頻繁に酔うようになりました。

キッカケになった理由は今でも不明ですが、最近分かってきたことは普通の人が起こす乗り物酔いとは別種のものではないかということです。

 

 



 

乗り物酔いの本当の意味

そもそも乗り物酔いって、どういうことを指すんでしょうね?

乗り物酔いは、「動揺病」とも呼ばれ、車やバス電車など乗り物の揺れ、不規則な加速・減速の反復が受ける内耳(三半規管や耳石器)からの情報と目からの情報、体からの情報を受けた脳が混乱することによって起こる自律神経系の病的反応で、めまいや吐き気・嘔吐などの症状があらわれます。また嗅覚からの不快感やストレス・不安などの精神的因子も乗り物酔いに関与していると言われています。

アネロンより引用

このように主に三半規管に異常が起こることで、乗り物酔いが引き起こされると言われています。

確かに電車やバスに乗っている際に、スマホを見たり読書をしたりすると気持ち悪くなるといった経験をした人は多いのではないでしょうか?

 

注意ポイント

・目から入ってくる「視覚情報」

・乗り物による「身体の揺れ」

 

この脳への情報と身体のズレが「乗り物酔い」を引き起こしていると言われています。

車に乗っていて頻繁にカーブが続く山道などを走っているときは酔いやすいですよね。

健康な人が起こす乗り物酔いの場合は、大体このパターンに当てはまると思います。

だから、主に神経に作用する成分が含まれている市販の酔い止め薬を飲むと効果があるのでしょう。

 

胃が弱い人の乗り物酔いとは?

私は現在「機能性ディスペプシア」を患って胃が完全に弱りきっておりますが、それに伴って電車や車に乗っている時には高確率で酔うようになり、それに対してずっと疑問を持っておりました。

そんな時、健康な人から「乗り物酔いする場合は空腹時か満腹時に起こりやすい」と聞きました。

これを聞いたときに「あれっ?」と思いました。

なぜなら、私の場合は空腹時に乗り物酔いが起こることはまずありません。

ほとんど食べていない朝の通勤時に電車に乗っていて、スマホでネットサーフィンや漫画を見ていても酔うなんてことはほぼ皆無です。

しかし、食べ物を食べた後に乗ると高確率で気持ち悪くなります。

食べる量としては、腹5分目を越えた辺りから危険です。

そして酔い止めを飲んでいても聞いた試しがありません。

このときに私はこんな結論に辿り着きました。

「三半規管ではなく、胃が乗り物の振動や揺れに耐えられず吐き気を起こすんじゃないだろうか?」

まず乗る前に多少この現象が起こりそうな前兆があります。

 

それは胃もたれです。

 

私のような胃酸の量が少ない人の場合は、食べたものをしばらく消化できない状態になっていると考えてます。

普通の人なら食べてから1時間ほどで消化が始まるのに比べて、私の場合は4、5時間ぐらいしてから消化が始まります。

そのせいで食べたものがずっと胃の中に残り、「胃もたれ」の状態になってしまうのです。

そして、この状態で電車に乗ると間違いなく気持ち悪くなります。

このことから、胃が弱い人の乗り物酔いは「三半規管の混乱による酔い」ではなく「胃が弱っている状態により振動や揺れによって胃が刺激されて吐き気を起こす酔い」というのが正解だと思ってます。

ムカムカし始めてから吐き気へ移行するまでの時間がかなり早く、嘔吐しそうな状態まで到達するので今まで耐えられずに何度も途中下車をしたことがあります。

ここまで酷い状態になってしまうと本当に悲惨です。

・仕事に行く→昼ご飯を食べる→帰りの電車に乗れないので電車を何本も遅らしてから帰る

・プライベートで飲み会に行く→夜ご飯を食べる→終電まで治らないので急遽ホテルに宿泊

・仕事の飲み会に行く→夜ご飯を食べる→翌日仕事なので乗れる限界まで電車で進み、そこから歩いて帰る

発症した場面に応じて、このようなパターンで何とか家に帰っていました。

歩いて帰ると言っても10km以上離れていて明らかに帰宅が不可能な場合は、歩いている途中に見つけた漫画喫茶で仮眠を取った後に始発で家に帰り、シャワーだけ浴びて会社へ行くなんてこともありましたよ。

電車でたった10分の距離が、まるで日本から海外へ行くレベルの距離に感じられてしまいます。

特に飲み会は危険なんです。

皆さんも経験があるかと思いますが、酒を飲むと普段より食欲のタガが外れますよね?

私も食欲はあるので同じように食べてしまい腹5分目を越えてしまうので、胃もたれする確率がグッと上がります。

こんなことが続くと、仕事も飲み会もどんどんツラくなってきます。。

これが機能性ディスペプシアの人が起こす乗り物酔いの正体ではないでしょうか?

最近乗り物酔いを起こすようになった人は、「胃に何か障害を抱えている」と疑った方が良いかもしれません。

それは機能性ディスペプシアかもしれませんし、他の胃の病気かもしれません。



 

事前に備える対処方法

これまで紹介してきたような酔い方をするようになった人に対して、私の経験上から事前に対処する方法をお伝えしたいと思います。

場面に応じた対処方法です。

 

仕事へ行く場合

社会人の人は基本的に毎日仕事に出勤しなければならないですよね。。

私の場合は以下のポイントに気を付けることで、なんとか毎日出勤することができていました。

ポイント

・朝ご飯は乗る前には食べず、職場に着いてから食べる

・昼ご飯は腹5分目ぐらいで抑えておく

・夜ご飯は帰宅してから食べる

 

朝ご飯は乗る前には食べず、職場に着いてから食べる

朝ご飯って、機能性ディスペプシアのような胃が弱い人にとっては危険なのです。

起きた瞬間って胃の感覚が麻痺しているので、意外に食べられることが多いのです。

でも実際は胃が活動していない状態で食べ物を入れることになるので、時間差で胃もたれが可能性が高くなります。

それが通勤の時間帯に発動してしまったら見事に電車の中で苦しむことになりますので、朝から明らかにお腹が空いている感覚がある時以外は朝ご飯を抜いていくことをお勧めします。

ちなみに私は、出勤前にヤクルトだけ飲んで糖分と微量の水分を補充しているだけです。

 

昼ご飯は腹5分目ぐらいで抑えておく

昼ご飯をまともにお腹いっぱいまで食べると、ほぼ間違いなく午後に胃もたれを起こします。

こうなると、もう仕事になりません。

会社でのランチタイム時には、職場の人と一緒に食べに行くことで周りのペースに乗せられてつい思う存分食べたくなってしまいますが、ここはグッと堪えてください。

ここで食欲に負けて満腹まで食べてしまった場合は、必ず後で後悔しますので。

ただ、朝ご飯を出勤してから食べているとしたら少し遅めになっているはずなので、ランチタイム時にはまだ完全に消化していないことの方が多いはず。

私もこのパターンが多いので、なんとか昼ご飯を食べる量を抑えられることができています。

 

夜ご飯は帰宅してから食べる

ほとんど残業する職場で働いているような人は、帰りが遅くなることから夜ご飯の時間帯に重なるため、お腹が多少空いてしまうかもしれません。

ただ、ここで夜ご飯をまともに食べてしまった場合は朝ご飯同様に胃もたれすることは避けられないので、帰りの電車や車で苦しむことになります。

しかも朝と違って、翌日が仕事であれば夜はなるべく早く帰って就寝する必要がありますので、胃もたれや吐き気で電車を遅らせて終電までも逃したといった日には、翌日の仕事に大きな影響が出てしまいます。

私のように漫画喫茶で泊まって、まともに寝れずに出勤するパターンだけは避けていただきたいです。。

こんなツライ思いをしてまで会社で食べるより、家で少しでもゆっくり自分の好きな物を食べた方が気分的にも身体的にも楽だと思います。

どうしても我慢できない場合は、カロリーメイトのような軽めの栄養補助食を口に入れておきましょう。

カロリーメイトは色々な味があるので、全て試してみてお気に入りの味を見つけることができれば、継続して食べることもできます。

 

翌日が仕事の休日に外出する場合

サービス業以外の会社員の人であれば土日が休みだと思いますので、日曜の日や祝日前の日などがこのケースに該当すると思います。

例えば、日曜日に繁華街へウインドウショッピングしたり、友人とレジャー施設へ遊びに行ったりすることを想像してみてください。

ポイント

・1人の場合はなるべく夜ご飯を食べる前に帰宅する

・付き合いにより外出先で夜ご飯を食べる場合は腹5分目で止めておく

 

1人の場合はなるべく夜ご飯を食べる前に帰宅する

一人で買い物や用事で街まで出かけたりすることもありますよね。

この場合はなるべく外出先で夜ご飯を食べないように心がけておけば、胃もたれや吐き気で帰りの電車で苦しむ確立がグッと減ります。

街中に出ると美味しそうなお店が並んでいてツライところもあるでしょうが、安心して帰宅するためにも夜は我慢することをお勧めします。

だからこそ、行きたい飲食店がある場合は昼ご飯として外出先で食べてしまって良いと思います。

例えば、昼をご飯を12時に食べて夕方5時に街を出るとすると、5時間空くので胃の消化機能が弱っている人でも少しは消化が始まっている頃だと思います。

もちろん昼ご飯を食べ過ぎていなければの話ですが。。

 

付き合いにより外出先で夜ご飯を食べる場合は腹5分目で止めておく

休日の場合は一人で出かけるだけではなく、友人や恋人、または家族で外出することも多いですよね。

こちらのケースは一人の時と違って食事のタイミングを調整できないので、付き合いとして一緒に夜ご飯を食べるケースも少なくありません。

この時に起こりえるのが、周りの人が食べている料理が美味しそうなのでつい自分も同じ内容や量を食べたくなります。

ですが皆さんお分かりでしょうが、これを実行してしまったら帰りの電車でとんでもなく後悔することになります。

このパターンは一人の時とは違い周りに合わせて脂っこいものや刺激物、更にはアルコールも摂取する可能性がありますので、普段の胃もたれよりも強烈に苦しむ可能性が高いです。

どうしても付き合いで夜ご飯を食べる必要がある場合は、自分を食欲をコントロールして食事量を何とか腹5分目ぐらいで留めておいてください。

美味しいそうな料理が目の前に並んでいるとツライ気持ちはお察ししますが、私もなんとか耐えることで人付き合いにもあまり影響はなくここまでやってこれておりますので、皆さんもできると思っています。

 

翌日が休みの日に外出する場合

翌日が休みの日は、土日休みであれば金曜日や祝日前の日がこれに該当します。

会社員の間では「花金」と言われるぐらい、普段仕事で頑張っている人が一番羽を伸ばしたい日なので食事でもハメを外しやすく危険です。

 

ポイント

・外出先では現地の宿を事前に確保しておく

 

外出先では現地の宿を事前に確保しておく

こちらは、外出先で夜ご飯を食べる場合に最悪電車に乗って帰れないことを想定して現地の宿を事前に確保しておくということです。

仕事の休み前は会社の同僚や友人たちと飲みに行く機会も多く、周りのテンションも上がっているので、お酒や食事の量が普段よりたくさん摂取しがちですので、胃もたれや吐き気になる可能性が高くなります。

普段であれば自分でセーブはできますが、周りの勢いや雰囲気に同調されて歯止めが効きにくくなることを想定しておいた方が良いでしょう。

そうなると胃もたれや吐き気が酷くて電車に乗れない可能性が高いので、あらかじめ現地の宿を取ってると安心できます。

私は休み前にこの方法を実践しているので、比較的安心して外出先で飲めたりすることも多く、気分的にも少し楽になっています。

当日に宿を予約すると空いてなかったり値段も高くなることが多いので、先に予約しておくようにしましょう。

 

出張などで遠出する場合

仕事の出張やプライベートで遠征に行く場合は、乗り物に長時間乗らなければならなくなります。

長時間乗らなければならない状況だからこそ利用できる乗り物もあるので、それを有効活用しましょう。

ポイント

・なるべく飛行機か新幹線で移動する

・乗り物の中では食べ物は軽いお菓子程度にしておく

 

なるべく飛行機か新幹線で移動する

こちらは遠方へ行く際に利用できる交通手段ですが、この2つの乗り物は比較的揺れが少ないと感じます。

新幹線はカーブが少ないことから振り子のように揺れることがないことや、停車する駅が少ないことから緩急つけずに一定のスピードで運転するから慣性力で身体に負担が掛かりにくいと思っています。

また、飛行機は空中を飛行しているので電車とは異なり地面からの震動を受けないので、胃に対する負担が少ないと個人的には感じています。

たまに乱気流に引っかかることがあるのでその時だけは結構激しく揺れてしまいますが、乗っている時間に比べると微々たるものです。

そして、この2つに共通していることはトイレが付いていることです。

胃もたれが酷くなって万が一吐きそうな状態になっても、最悪近くにトイレがあればなんとか助かります。

これだけでも安心感がかなり違ってきますので、この新幹線と飛行機はお勧めの乗り物です。

 

乗り物の中では食べ物は軽食程度にしておく

仕事中であれば特にあり得る話でしょうが、時間がなくてどうしても乗り物の中で食事を取らなければならない場合もあるでしょう。

その場合はサンドイッチや栄養補助食品のような軽食程度に留めておくのがベストだと思います。

これらの乗り物に乗るということは移動時間が長いだけではなく、鈍行列車のように途中下車をすることが不可能なので、一度胃もたれにでもなってしまったら何時間も苦しむことになります。

とは言っても何も食べなければ体力的にも精神的にも厳しいので、如何に胃もたれをしない程度の食べ物を口に入れておくかが重要となってきます。

ただ、他のケースも含めてですがカツような脂っこい食べ物やカレーやコーヒー等の刺激物は量に関係なく消化が遅く危険なので、外出先で食べることはオススメしません。

 



 

既に症状が出てしまった際の対処方法

どれだけ事前に対処していても胃もたれになってしまい、その状態でどうしても乗り物に乗らなければならない場合は、事前に吐き気止めを飲んでおきましょう。

この症状の場合、市販の酔い止めよりは医者が処方した吐き気止め頓服薬の方が効くと思います。

私はドンペリドンという頓服薬を飲むことがありますが、効き目を最大限に発揮させるために最低でも30分前には飲んでいます。

また、ミンティアのような清涼タブレットを口に入れておくことで、口の中がスッキリするので一時的に吐き気を抑えることも可能な場合があります。

私が吐き気がある際によく食べているミンティアのようなミントタブレットであれば、一粒が大きいので口の中のスッキリ感が長く持続するので常備しているとかなり安心です。

 


機能性ディスペプシアのような胃が弱っている人が乗り物に乗る場合は、以下のポイントを心がけるようにしてください。

ポイント

・消化の良い食事を腹5分目程度に抑えておく

・食後は5時間以上空けてから乗り物に乗る

 

既に吐き気がある場合は無理して乗らないしましょう!

 

最後に

皆さんの中で今回紹介した乗り物酔いに当てはまる人はいましたでしょうか?

今回紹介した原因や対処方法が正しいかどうかは科学的に証明されていないので100パーセントでは無いでしょうが、何年もこの状態が続いていると自分なりに解釈ができるようになってくるものです。

そして最近になって、振動や揺れがダイレクトに胃に伝わって吐き気を起こすことを自分なりに理解し、ご紹介した対処方法で今まで何とか乗り切ることができております。

こちらの情報が同じ症状で苦しんでいる人のお役に立てれば幸いです。

 

ではまたお会いしましょう。

 

  • この記事を書いた人

ワナビー松本

機能性ディスペプシアから始まりうつ病や様々な不安障害も経験した経験から現在は心理カウンセラーとして活動中。 このブログは日常生活に支障をきたす病を抱えている患者さんに向けて私の経験を基にQOLの向上方法や症状緩和の知恵を共有しております。 ★生活の質を上げるカウンセリング★ 心身症や心の病の方を対象とした完全オンライン形式のカウンセリングを新しくオープンしました。 詳細は以下のホームページをご覧ください。

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